当院は仙台市産科セミオープンシステムに参加しています

仙台市産科セミオープンシステムとは、「妊婦健診は通院が便利な近所の診療所で、お産は設備が整った分娩施設で」をコンセプトにつくられた、仙台市独自のシステムです。

当院ではセミオープンシステムでの妊婦健診を行っております。(※分娩入院は行っておりません。)

※仙台市にお住まいの方は、宮城県産婦人科医会ホームページで詳細をご覧いただけます。

妊婦健診

妊婦健診の目的は、妊婦さんの今までにかかった病気などの問診で得られる情報から母体、胎児の健康状態を管理することにあります。

妊娠初期から10週頃までは、内診や経膣超音波検査による子宮発育の程度や胎児心拍の確認を行います。

妊婦健康診断は一般的には上記のような間隔で受診することが望ましいとされており、13から14回程度受けることになります。

妊婦健診は以下の流れで行います

妊娠初期~妊娠10週(妊娠周期・予定日確定には初期の胎児計測が必要です) 2週間に1回
妊娠11週~妊娠23週 4週間に1回
妊娠24週~妊娠35週 2週間に1回
妊娠36週以降分娩まで 1週間に1回

健診と検査内容

妊娠6週頃
(胎児心拍確認時に)
採血(風疹抗対価・血糖)
妊娠8-16週 採血(B型肝炎・C型肝炎・HIV・貧血・血液型・不規則抗体・HTLV-1抗体・風疹抗体値)子宮頸部クラミジア抗原 子宮頸部細胞診 超音波検査 保健指導
妊娠20週まで 超音波検査 保健指導
妊娠30週頃 採血(貧血・血糖) 超音波検査 保健指導
妊娠33週~  分娩施設での健診

仙台市のお住まいの方へ

助成金などの情報については、仙台市ホームページをご覧ください。

妊婦一般健康診査(仙台市ホームページ)

3D4D超音波検診

産婦人科領域での超音波診断は、現在では必ず妊婦さんに実施されるようになりました。そして近年の驚異的なコンピュータ技術の進歩により、静止した超音波画像を立体的に3D表示することもできるようになりました。さらに最先端の技術ではリアルタイムで立体的な超音波画像が表示される、いわゆる4D超音波までもが可能です。

4D超音波とは

3D超音波画像に時間の要素を加えたものです。お母さんのお腹にいる赤ちゃんの動いている様子などが実時間(リアルタイム)で見ることができます。さらに3Dでは難しかった赤ちゃんの速い動きにも対応するようになりました。

3Dや4D超音波にはリスクがありますか?

ありません。3D/4D超音波診断も超音波を利用して体内の様子を観察します。従来の超音波診断と同じに、プロープと呼ばれる探触子をお腹に当てて超音波を体内に送り、反射して帰ってきた超音波を捕えて画像化しますが、画像化する方法がこれまでと異なります。

ただし、羊水の量や週数、赤ちゃんの位置などにより立体的に画像化できないこともあります。

4D超音波画像の色は?

画像の色はいくつか選択できるようになっています。金色を使っています。金色は見た目に美しく、また立体的に描画するのに必要な影やハイライトをきれいに表示できるので使われています。

  • 12週1日目
  • 15週5日目
  • 23週3日目
  • 26週4日目
  • 27週1日目
  • 32週4日目
  • 36週4日目
  • 37週0日目

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